助産師は、正常な妊娠・出産・子育てのサポートはもちろん、女性の一生に寄り添いながら母子保健の向上に努めています。そんな助産師が、鹿児島県のお母さんや赤ちゃんとその家族、女性の健康を守るために活動を行っています。
主な活動として、鹿児島中央助産院(第二種助産施設)の運営、産後ケア事業の受託、宿泊型産前産後ケアセンターの運営、家庭訪問事業、子育て女性健康電話相談、性教育出前講座、
孫育て講座、ペリネイタル・ロス助産ケアなどの活動を行っています。
助産師が関わる皆さんに質の高いケアやサービスを提供できるように研修会も開催しています。
(公社)鹿児島県助産師会 代表理事 宇都弘美
平成30年6月の通常総会時の役員改選で先代会長の森律子氏からバトンを受け継ぎ、
代表理事に就任しました宇都弘美です。
平成33年に100周年を迎える歴史ある鹿児島県助産師会の会長職に就任し、身の引き締まる思いでいます。 私の役割は次の世代に本会や鹿児島中央助産院を良い形で引き継ぐことだと思っています。
平成28年5月に伊敷6丁目に建設した会館・助産院は、木造づくりの温かい雰囲気で1階部分は、お産や産後ケアの母子が利用する助産院部門、2階部分は、助産師のための研修会や、子育てイベントのための多目的ホールと会議室、離島や遠隔地からお産のため来られる妊婦さんと、その家族が利用できる部屋があります。
家庭的な雰囲気の中で妊産褥婦さんの持てる力を、最大限に発揮できるよう助産ケアを提供し、ゆったりと子育てのスタートを切り、家庭での子育てに自信を持って行えるようサポートしています。
しかし、助産院での出産数は全国的にも減少し、本会の大黒柱であり大きな収入源である鹿児島中央助産院も例外ではありません。このような状況の中で専門職である助産師の拠点・後輩の学びの場でもある会館や助産院を維持していくためには、諸先輩方をはじめ会員の皆様方のお力添えや、地域住民の方をはじめ様々な皆さまのご支援が欠かせません。
今後とも様々な形で本会の運営にご協力をいただきたくお願い申し上げます。
当助産師会は大正11年(1922)に設立された鹿児島県産婆会を前身とし、昭和22年(1947)に保助看法制定により、名称が鹿児島県助産婦会、さらに平成14年(2002)には鹿児島県助産師会と改名される。
昭和36年に社団法人、平成23年に公益社団法人の認可を受ける。
昭和37年(1962)、県助産婦会館に併設する形で、会立の有床助産所「助産院母子センター」を開設。
『(公社)鹿児島県助産師会 いのち未来館 鹿児島中央助産院』建設ご支援のお願い
(公社)鹿児島県助産師会は、今年、95周年を迎えました。「産婆」の頃よりその専門性をみがき、母子の健康と安心の実現に邁進してまいりました。医療の発展と充実の現代にあっても、妊娠・出産・子育ての悩みや困難感は深く、子ども虐待、産後うつ、孤立等、さまざまな課題が山積しております。
今こそ助産力を発揮し、母子に寄り添い、科学的根拠に基づいた判断と温かな支援を提供する拠点が必要と考えます。(公社)鹿児島県助産師会では、伊敷に新しい土地を求め、耐震構造化した「いのち未来館・鹿児島中央助産院」を建設しました。家庭的雰囲気の中で妊産婦の主体性を尊重し、満足感の高いお産を支援する助産院、母子に寄り添い、ゆったりと子育てのスタートを支える産後ケアセンター、さまざまな健康教育活動、県委託電話相談事業等を実施する子育て・
女性健康支援センター、助産師の活動と研修のための多機能スペースを配置しました。少子化を食い止めるのは地道な一歩からです。
今年5月に移転し、すでにたくさんの生命が生まれております。育児の困難感を抱える多くの母子にも広く利用していただいています。
新しい「いのち未来館」の建設資金および運営資金に、皆さまからの応援のご寄附を心よりお願い申し上げます。
なお、公益社団法人へのご寄附は、税控除の対象となります。
平成28年9月
(公社)鹿児島県助産師会 代表理事 森 律子
ご寄附にご賛同いただけた方、ご寄附の方法は郵便振込でお願いいたします。なお、領収証の必要な方は、当会事務局までご連絡ください。
郵便振り込み : [記号]02060 [番号]0-13185 シャ)カゴシマケンジョサンシカイ
(公社)鹿児島県助産師会事務局
電話099-210-7560
Fax099-210-7561
担当:春田・市來(久)
公益社団法人 鹿児島県助産師会
〒890-0008
鹿児島県鹿児島市伊敷6丁目17-18
TEL:099-210-7560
(鹿児島県助産師会・鹿児島中央助産院)
TEL:099-210-7559
(鹿児島県助産師会・子育て女性健康支援センター:相談電話)
FAX:099-210-7561
E-mail:info@k-midwife.or.jp